キンチョーの夏
- 関コーチ

- 2022年6月24日
- 読了時間: 3分
6月も半ばを過ぎ、小・中・高の子供たちにとっては、年間で最も重要な試合も近づいています。高校生は春高を最大目標としてるチームもあるでしょうが、インハイ予選が終わると3年生が引退してしまうことも少なくありません。 『全国大会』は、ほとんどが夏休み中に開催されるので、どのチームにとっても夏は重要度が高いと言えます。 同時に中3生にとっては、JOCの最終選考会も控えているので、選抜チーム入りを目指している子にとっては、さらに気合が入ります。 「負けたら引退」「選考に落ちたら進路に影響する」と考えたら、それだけでも緊張しそうなものです。 試合になると、「緊張して、うまくプレーができなかった」なんてことは、よくある話です。 果たして、プレーがうまくいかなかったのは、緊張のせいなんでしょうか? もともと力がないんじゃね?? と思ってしまう僕(笑) 人はだいたい自分の力(実力)というものを、意外なほど過大評価しているものです。そしてそれは、ネガティブな人(「自分なんて下手っぴだから」と思ってる人)ほどそう思ってるようです。 練習でうまくいった方のスパイクを実力だと思い、うまくいかないことの方が多いことに目が向かないから。 いい意味の緊張とか、緊張を力に変えるとか、緊張の捉え方もさまざまですが、もちろん自分にも経験があります。小学生の頃は遠足や修学旅行の前の日は眠れなかったり、中高生になると試合の前日は眠れず、試合になると身体が固まってしまったり…。 結局は自信がなかったんですね。自信がつくほど練習もしてなかったし…。力が発揮できなかったのではなく、発揮できるほどの練習もしてなかった。 やがて、他人を追い抜こうと、自主練とかをするようになりました。 帰宅して晩飯食って宿題終わったら、夜道を走りに行きました。ただ走ってるだけじゃ頑張ってるかわからんようになってきたから、ストップウォッチを持ちました。 人を追い抜くには、人がやってないときに練習するしかないと考え、テスト期間中に練習しました。 部活は一番に行って練習しようとしましたが、最初は何したらいいのかわからず、結局走りました(笑) でも、ココが重要なんじゃないでしょうか?何したらいいかわからんから、「やらない」か、「わからんから、とりあえず走る」 走ってるうちに、「そうだ!壁打ちなら1人でできる」「サーブやったら1人でできる」と、アイデアが浮かび、1人でできる練習をたくさんあみ出しました。 すると、体育の1500m走で、陸上部の子に勝ってしまい、駅伝大会に借り出されることに(笑) 中学時代は陸上部やったんですが、この時は「走らされてた」、高校でやった自主トレは「自分のために走った」から、勝っちゃったんだと思います。 緊張の話から逸れましたが、後悔しないプレーをするには、後悔のない練習を積むことだと僕は思います。 それでも、試合の前日は眠れませんでしたが、「失敗したらどうしよう?」「負けたらどうしよう?」という緊張と不安は、「明日の試合が楽しみだ!」のワクワクする緊張に変わりました。 勝つか負けるかということより、自分のプレーがどのくらい通用するのか?ということに興味が向くようになったんですね。 相手が強ければ強いほど、体育館が広ければ広いほど、ワクワクが高まりました。 「やるべきことはやってきた。できることを精一杯やろう!」 結局はそれだけなのだと…。 ないものはないんだから仕方がありません。身長もそうだし、技術もそう。でも、技術は磨けば光るので、次までの課題にすればいい。とりあえず、今持ってる力を発揮すればそれでいい。 「あの時こうしとけばよかった」「もっと練習しとけばよかった」と思うより、「自分にはこうしかできなかった」と思いたいですね。 さあ、バレーを頑張りたいみなさん、後悔しないプレーをするために、後悔のない練習をしていきましょう!


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